純粋すぎると何度も言われた
ふいに思い返してあれはすごい嫌だったなと思う瞬間が、最近よく訪れる。
助けになっていた気がした先輩の「お前は純粋すぎるからダメなんだよ」という言葉が今日はすごく嫌だったなと思った。
生きていくために"適応した"とみんな被害者の風を装っていたけど、私はそういう自覚のない心ない言葉を浴びてきていたなと振り返った。
今の部署の人たちにあの劇場のことなら一旦私に聞く、みたいな役割を自然と持たされているけど、その度にすべて思い返されて心が痛むから正直嫌すぎる。
その中で1人の室長から「過去のことはもう全部忘れろ、俺が助けるから」って言われて救われた。
いまだに抜けない棘と心の歪みで泣いている。