大きな独り言

ありのままいる場所。

不安症

不安症は前からあって、

こういう話をここに書くと、思慮浅い人に簡単にメンヘラと名付けられてしまうかもしれないから嫌なんだけど、書いてみる。

例えばコーヒーを持ってて、そこに座ってる人にぶっかけてしまいそうな気がして、飲み口に手で蓋をするとか、ホームを歩いててスマホを線路に投げ込みたくなるとか、カッター手元に置いとくと自分の手に刺しそうになるとか...

そういう侵入思考ってのが前からある。

ここで私をメンヘラと名付ける前に侵入思考でググって下さい。潜在的に誰でもあって、何か心に負荷がかかってると表面に出てきたりするらしい。

コーヒーかけないし、スマホ投げないし、自分の手には刺さないから怖がらないで読んでください。

侵入思考ってのは思考で留まるわけなんだけど、めちゃくちゃ不快なもので、自己嫌悪に苛まれることになる。なんでそんなこと考えてしまうんだろうって沢山考えた。

そしてこれの理由は結構分かってる。人生への莫大でぼんやりとした不安から来ている。

私は自分の夢を手に入れられるのだろうか、とか、手元のお金は無くならないだろうか、とか、身内の誰かに急な不幸がないだろうか、とか...考え出したらキリのない不安にある。

私は結局、誰よりも人一倍臆病で弱いのだと思うよ。

父親の期待を大きく外れない道を選んできたけど、それについては恨みなどない、めちゃくちゃ感謝してる。

根っこに破天荒を併せ持つ私は、その絶妙な監視がなければ今頃腐れ果ててるか、死んでるかもしれないから。

父という気魄を私の根底に植え付けてくれたことについて、何の不満もないのだけど、沢山のプレッシャーに押され、予防線ばかり引く人生を歩んでいるとこうやって不安症になる。

ああ、ここまで読んで理解出来ない貴方に、メンヘラと呼ばれるだろう。