大きな独り言

ありのままいる場所。

宇宙の中の淋しさ

うまくご機嫌に話せた帰り道は、夢を叶えてない自分を振り返って猛烈に死にたくなる。

嗚呼また、夢から目を逸らすのに必死で、夜になると泣けてくる。

11からずうっとなりたくて、なれなくて、才能がなくて、生きるしかなくて、この苦しみを誰かに分かってもらおうなんて思わないけど、底抜けに孤独なんだ、いつでも。

宇宙の中の淋しさ。

酔っ払って、ない話題の海を掻き分けて、私に恋人を作れ作れと米粒を飛ばす先輩たちに、愛想を振り撒くのにもたまに疲れる。恋人は作るものではないのだ。

「夢なんか持ってていいよね」と吐き捨ててくる冷たい目を何遍も見た。とんでもなく悲しくて、心臓が傷付くことを相手は一生、知り得てくれない。私の一途で走り抜ける愛情にあぐらをかいて、ズタズタに傷付けて消えていく人達よ、私は許してない。

宇宙の中の淋しさ。