大きな独り言

ありのままいる場所。

ちょっと思い出した

『ちょっと思い出しただけ』の劇中で池松壮亮演じる照生が葉に「ダンサーを諦めた照生くんだって変わらず好きだよ」と言われて「じゃあ今の俺は好きじゃないんだな」と返すところがあった。

照生のその天邪鬼、めちゃくちゃ分かってしまって、なんだか立ち上がりそうになった。

夢の存在が大きくなりすぎる、その感覚。

私は今、夢を追い、今日もスクールに出ていたが、今日の講評はコテンパンだった。そうして明日にも別の締め切りが来て、緩やかに首を絞められ続けている。

よく思う。苦しみから逃げたくて「諦めた方が幸せなんじゃないかな?」とか。でも、諦めた時を想像するのが怖い。本物の空っぽになって消えてしまう気がする。いなくなってしまう気がする。

今夜、忘れてた明日の締め切りに気付いて、直しも多くて絶望感がぐわーっと来て「何が楽しくてこんな苦しみを繰り返してるのだ?」と思ったが、それを考えることすら怖い。理由を持ってはいけない気がする。宿命として捉えていたい。自分が本物の空っぽにならないために。

学生時代、「目の前に今のお前を愛してくれる人がいて、こうやって集まってご飯を食べてて、それでまだ何を自分に求めてるんだ」と大人に言われたことがある。それを言われた時、何も言えな過ぎてただただ号泣した。

私は自分に何を求めてる?

ここに来てくれる人ありがとう。そう、私はテレビドラマが書きたいんです。ごめんなさい。

言っとく。

そうなんですけど、本当に遠き夢過ぎてマジで転げ回って苦しむ様な日々をずっと続けてて、そうやって周りの人を遠ざけたりして、訳がわからず、とりあえずお酒を飲んで逃げて来ています。

何が欲しいんだろう、私にも全然分からなくて、なんかたまに涙しか出ない。

でもなんか分かることは、自分の書いたセリフを喋るキャラクターが電波に流れて、それが会ったこともない人の胸の中で生き続けてくれたりしたら、この世で一番素敵だなと思っていること。多分そう言うこと。

テレビドラマ、書きたいんです。ずっと、もう13年...。ごめんなさい、こんな人間で。

ありがとうございます、皆さん。

うおおお乱れた。お風呂入って寝なきゃ。