大きな独り言

ありのままいる場所。

No title

よく考える性格だが、あまりいちいち考えない人が好きじゃないと言うわけではない。むしろその方がいいと思う。HSP、ハイセンシティブパーソン、とは簡単に名乗れるアイデンティティだけどそんな普遍的なものじゃない。私もそうだと思うことで自分を少しでも救おうとするが、該当しないのかもしれない。

 

小山田壮平の曲を初めて聴いたのはスクールオブロックセカオワlocksと言う当時SEKAI NO OWARIが持っていたコーナーで、Saoriちゃんが流した「Sunrise&Sunset」。Aメロで稲妻が走って動けなくなったが、壮平と友達のFukaseは「遠い遠い昔からある花に名前をつけて笑い合うって何?」と小馬鹿にした。

分かる、分かりますその感覚、と思うと同時にそれを言う人生は私にはつまらないから送れないなと思った。

それから11年間ファンを続けてるが、その間で崖から川に向かって飛び込まれた時は「この人は本当に大変な人なんだな」と初めて思った。

私より考えて私より受け止めて悩んでいるんだなと思った。

「クレイジークレイマー」と言う曲は精神を病んで自殺した友達への曲で、「ひまわり畑の調子はどうだい?」から始まる。ひまわりが好きなゴミ屋敷の部屋に住む良い友人だったと聞いた。「病名でもついたらいじめられないしもう少しは楽なのかな」と歌う。

「コーラとあの子と思い出は」は僅か24歳で異国の地での車横転事故で命を落とした姉への曲だ。「笑って君は僕を見ていた 君のことをちゃんと捕まえておけばよかった」という詩が切ない。

壮平さんは大事な人に先立たれて来た人生なんだ、すごく切ない人だ。

それなのに崖から飛び降りた。本人は後に「空を飛べると思った」と語った。

 

私たち人間は自分に基盤を置いて、1人だと言うことに折り合いをつける必要がある。だけど同時に失いたくない人に気付いていく。

でもその「失いたくない」を伝えようとしてまた気付くのはその思いは一方的であると相手を苦しめてしまうと言う事実だ。

他の人の考えていることが判らないな、と悩んでいたらそう言う話を今書いてしまっているし。

自分もよく考えていることが分からないと言われて内省する。なるべくここに書くよ、私に興味を持ってくれる人はここで少しずつ拾ってくれたら嬉しい。

 

苦しそうな連絡を貰って、色々と考えてしまった。それで壮平の曲をまた貪り聞いていた。

今日も休みだったけど、家から出られなかった。窓の外が曇っていて家から出ない休日が続くとどんどん気落ちしてしまう、本当に良くない。誠に良くない。。。

3月になったら沢山遊んでください。一人で旅にでも行こうかな〜〜〜。

 

明日も無事におわりますように。