酔いの果て
生ビール1杯とハイボール3杯呑んだ丁度いいほろ酔いの果てで大体泣いてる。
嫌われていい人なんてきっといないし、皆掴めない幻想みたいな居場所を何とか掴もうと、あーでもないこーでもないと試行錯誤を重ねるのだろう。
欲しいのは、母から与えられていたような無償の愛情だけだけど、私達は大人になればなるほど、隣にいる人の顔色を伺い、苦労を重ねて、孤独を深めていく。
寂しくなって理由もなくちょっと泣く。
好きだなと思う人達と会っていた土曜日、でもそんなのは関係なく、酔ってフワリとした中で巡らされる思考は鋭利だ。
皆慎ましいから苦しまなくていい。
私も苦しみたくない。一緒に歩けなかったかもしれないけど、それでも私は自分の苦しみを半分渡そうとしたりした。上手くいかなかっただけで。その分、相手の苦しみを背負おうともした。
誰も無理しなくていい。そのままで、自分の価値観を大切に抱いていて欲しい。
その中で、分かり合える人、それぞれの苦しみやダークサイドを分け合って背負える人を見つけよう。
大学時代から変わらずに優しい人が家庭を持って悩みながらも幸せそうで良かった。救われた瞬間だった。