大きな独り言

ありのままいる場所。

書くという罪について

書くことは常に自由であると思っているし、自由に書きたいとも願っているけど、時たま人に「好きに書いているのを読んでいるから、自分も好きに書かれるのではないかと思うし、それに対して良い気分はしない」と、グサリと刺さってくる正論を言われて何も言えない。私は一体何様なんだろうと、それを言われる度に思う。

その一方で、じゃあどうすればいいの?とも思ってしまう。書くという行為の前には、必ず一つ一つ、経験がある。経験を経て、噛み砕いて書いているし、その書くことの積み重ねこそが私の夢である。つまり、自分が関わる人間のことを必然的に書くことに繋がっていくが、そう前置きをするならもちろん書かないさ。実際、面と向かってそれを言われた人は絶対に書かないように心掛けているつもり。

それでも私の夢は時に人を嫌な気持ちにしているという、その事実に、今夜は傷ついてしまった。

こればかりはどうしようもないし、だからと言って辞められる事でもないので、不快に思ったら切り捨ててくださいと切に願う。

書くという罪について、当然業を背負って生きていかねばならない。