ライラック・タイム
軟禁四日目。昨日ずっしりと来る量の差し入れを母から受け取った。その中に入っていたハウスダスト用のファブリーズでめちゃくちゃ救われた。ぐっすり眠った。しかし、慢性的な運動不足からか、身体の気だるさが異常。お腹もいちいち痛く、緩いのでご飯を食べる気力を失いかけている。喉の痛みもなくなり、鼻水も出なくなった。もう一週間らしい。
このタイミングで味覚が急に弱くなった。不味いまではいかぬものの、万物が無味に近い。醤油とか、味の濃いものは喉の奥でほんのり味を感じる、と言った感じ。なんだろうねこれは。舌がイカれちまったかな。
ホテル軟禁、ちょうど折り返しなんだけど、慣れたと言え、朝も昼も夜も感じないし、人と話したい。これを書いていたらちょうど体調報告タイムになった。
シャバに出たら美味いコーヒーが飲みたい。もうそれしかいらないレベルだ。昨日はうまく勉強が捗ったんだけど、今日はどうもやる気が起きなくて、とりあえず映画を見ていた。これからどうにか勉強しよう。
しかし、シケた世界だ。丸二年半経ってもこのウイルスを蔓延させた人間が新鮮に憎い。昔ゲームでウイルスを世界中に広めるやつやってたけど、現実になるとクソ腹立たしい。。。
私、エストニアのタリンって街がすごく好き。桃源郷みたいなんだよ。フィンランドからでっかい船に乗って行ける。母も未だに待ち受けはタリン。
あ〜観た映画はファイト・クラブだけど、私は何がしたくて生まれてきたんだっけ。川尻蓮がアリーナツアーで福岡公演が決まったときに、「僕はこのために生まれてきたんだって思った」みたいなことを言ったらしいんだけど、そんな瞬間が訪れるだけでその人は幸せだね。
弱った。破滅と自由、崩壊！みたいな根幹を持ってるんだけど、家族に思いっきり迷惑をかけてしまうと、しゅーんと萎んでしまった。遊びたいも、飲みたいも、やめときたい。
ただ、我が家を平和に、このまま。。。
