大きな独り言

ありのままいる場所。

愛の太陽

心が壊れる音を聞いた夜、ボロボロに泣き腫らした顔で感触なく大地を踏み締めて歩いていたら、夜職の勧誘に「転職するならうちへ!」とあまりにも明るく声をかけられた。あれは今思い出しても本当に滑稽な場面だったと思う。

耐え切れていたらやれる仕事があったので、未だに私に深い影を落としてくる。周りの、気を遣わなきゃと思えど、完璧には理解に達しないという苦笑いがいつも痛い。

私が弱いのか、周りがおかしかったのか、もう考えるのは辞めたいけど考えてしまう。

長らく耐えられていたとしても崩れる時は急激に崩れて、修復不可能だった。身体が2週間くらい人生で一番おかしくて殆ど屍みたいに生きた。

もう二度と心を壊さないように、自分で守ってやるしかない。