2022-05-28 朝の光 惰性の延長で辿り着いた朝5時の光は透けるように白い。大丈夫だ大丈夫だ、と自分を鼓舞する今日はこのまま仕事だから。電車12分も待ってつらかった。 好きになってはいけない人を好きになってしまったのだろうか、という自問を繰り返した。一晩中。そばにいる人と肩を組みながら。 もう少し大丈夫になりたい。 親は未だに過保護であるから、怯えながら始発の電車で帰っている。 朝の光の中に消えていくようだ。