小説
村上春樹が「文章は詰まるところリズムです」みたいなことを言ってるらしい。
私はネットとかで知らない人に感想をもらう時、「あなたの文章にはリズムがあっていいですよね」と褒めてもらう。
自覚はないが、それでちょっと嬉しかった。
「羊をめぐる冒険」をすっ飛ばして「ダンス・ダンス・ダンス」を読んでいる。実は「風の歌を聞け」からずっと同じ主人公だってね。
これまでの人生であまりにも村上春樹を読んでこなかったので、潜在的に"村上春樹は苦手かも"と言う思考があったんだけど、読んでみると今だったんだなって思った。
24の今、読むべきだったんだなと、なんとなく思った。
小説が書きたい。書きたい題材はずっとあるんだけど、時間と労力が今はない。
今日ある仕事で人のブログを読んだけど、「、」だらけで非常に読みにくく、内容も文体も自分の満足だけのための文章であって、読み手のことをまるで考えていなかった。
それでちょっと考えさせられる一瞬があった。なるべく読み手を意識の中に入れるよう努めます。
スクールで講師はたった3行のログラインでボロクソに言う時がある話をしたけど、そのくらいお話を作ると言うのは難しいと言うことだろう。誰しもが一度は、いや一度に限らず「小説なんて書けると思うわ」と口にするが(あるいは思考するが)、それも全くの思い込みで、いざパソコンに文字を打ち込むと思い知らされることになる。
私はそれは弱冠11歳で痛感して以来は一度も口にしていない。シナリオも然り。
さて、少しだけハルキに寄せて書いてたの、伝わりましたかね?
職場に新しい人が来て、居心地悪そうにモゾモゾとしている。せめて夜はぐっすり眠れるよう、小さく祈る。